【梅雨の不調対策】関節痛・頭痛・肩こりがつらいあなたへ。原因とケア方法を徹底解説!
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梅雨の時期になると、
「なんだか体が重い」「関節が痛む」「頭痛がつらい」といった不調を訴える人が増えてきます。
特に肩こりや膝関節痛、慢性的な頭痛などを抱えている方にとって、湿度の高いこの季節はつらい時期かもしれません。
この記事では、梅雨時期に関節痛や不調が起こる原因とその対策について、接骨院の視点から詳しく解説します。
キーワードは「関節の構造・自律神経・肩こり・膝関節痛・頭痛」。
症状別の対策もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なぜ梅雨に関節痛が悪化するのか?

☔ 気圧と湿度が自律神経を乱す
梅雨の最大の特徴は「気圧の変化と高湿度」。
この気象条件が、体の内部にさまざまな影響を与えます。
人間の体は、気圧の変化に敏感に反応します。
特に気圧が下がると、自律神経のバランスが崩れやすくなり、血流やリンパの流れが滞ります。
その結果、筋肉がこわばったり、関節内の圧力が変化したりして、痛みやだるさを感じやすくなります。
■ 関節の構造と痛みのメカニズム
私たちの関節は、骨と骨の間にある関節包・軟骨・滑液(かつえき)などから成り立っています。
関節の中には滑液と呼ばれる潤滑液があり、動きをスムーズに保っています。
ところが、湿度や気圧の影響を受けると、関節内部の圧力バランスが崩れ、周囲の組織が腫れたり、神経を圧迫したりすることがあります。
これが、膝関節痛や肩の関節の重だるさといった症状を引き起こす原因の一つです。
症状別
梅雨時期に悪化しやすい不調と対策
【1】肩こり
気圧低下によって首・肩周辺の血流が悪化すると、筋肉が硬直して肩こりが悪化します。
デスクワークなど同じ姿勢が続く方は特に要注意。
👉 対策
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1時間に一度は肩回しやストレッチ
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蒸しタオルで首・肩を温める
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就寝時の枕の高さ見直し(首の負担軽減)
【2】頭痛
梅雨時期の片頭痛や緊張型頭痛は、自律神経の乱れと深く関係しています。
特に気圧変化による血管の収縮・拡張が関係し、痛みを引き起こします。
👉 対策
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目の疲れを取る(スマホの使用時間を減らす)
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頭痛が出やすい日はコーヒーや紅茶で血管収縮を促す
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ゆっくり湯船に浸かり、自律神経を整える
【3】膝関節痛
膝関節の違和感や痛みが強まる人も多く見られます。
特に変形性膝関節症などの持病を抱えている場合、関節の水分バランスや炎症が影響します。
👉 対策
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長時間の正座やしゃがみ姿勢を避ける
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サポーターなどで関節を安定化
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軽いウォーキングや膝周辺の筋トレ(太もも・ふくらはぎ)
接骨院でできる梅雨時期のケアとは?
接骨院では、これらの不調に対してこんな施術を行います。
✅ 手技療法
硬くなった筋肉や関節周辺をほぐし、血行とリンパの流れを改善。
自律神経の乱れにより交感神経が優位な状態が続くと背中の筋肉(僧帽筋)が緊張します。
✅ 鍼灸や電気施術
自律神経のバランスを整える効果があり、頭痛・肩こりの緩和にも有効です。
電気施術の中には筋肉に力が入りにくい状況を作り、過度に緊張した筋肉を弛緩させることができるものもあります。
痛みに弱い人も電気を使った施術の方が安心して受けることができるでしょう。
✅ 姿勢指導・運動療法
日常生活での姿勢や動きのクセを見直し、症状の再発を防ぎます。
筋肉が緊張することで本来の動きができなくなった関節があるかもしれません。
✅温活
よもぎ蒸しなどの温熱療法を用いて、冷えなどの未病の改善をねらいます。
温めることで自律神経を整える効果も期待できます。
■ 自宅でできるセルフケア3選
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湯船につかる(38〜40℃のお湯に15分)
→ 自律神経を副交感神経優位にし、筋肉を緩める。 -
足首・手首をぐるぐる回す関節運動
→ 滑液の循環を促し、関節をスムーズに保つ。 -
夜のストレッチ&深呼吸
→ 呼吸を整えることで、自律神経にも好影響。
温活レシピ:生姜と根菜たっぷり!「ポカポカ和風スープ」
🧡 特徴
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生姜で血行促進&代謝アップ
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ごぼう・にんじん・れんこんなどの根菜は体を温める食材
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消化にもやさしく、夜にもぴったり!
【材料】(2人分)
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生姜(すりおろし)…1片分
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にんじん…1/2本
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ごぼう…1/2本
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れんこん…1/2節
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長ねぎ…1/2本
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だし汁…400ml(顆粒だしでもOK)
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醤油…大さじ1
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みりん…小さじ1
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ごま油…小さじ1
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塩…少々
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白ごま…適量(仕上げ用)
【作り方】
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ごぼうはささがき、にんじん・れんこんは薄めのいちょう切り、長ねぎは斜め薄切りにする。
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鍋にごま油を熱し、生姜とごぼう・にんじん・れんこんを軽く炒める。
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だし汁を加え、中火で約10分煮る。
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長ねぎを加えてさらに2分煮たら、醤油・みりん・塩で味を整える。
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器に盛り、白ごまをふって完成!
☝ ワンポイントアドバイス
・冷えが強い方は、黒こしょうや七味唐辛子を少量加えるとさらに温活効果UP!
・生姜はチューブよりも「すりおろし生」がおすすめ。可能であれば皮付きで使うと有効成分が多く取れます。
まとめ
梅雨の時期も元気に過ごすために
梅雨時期の不調には、気圧・湿度・自律神経の乱れという共通の背景があります。関節の構造を理解し、体の声に耳を傾けることが、つらい季節を乗り切る第一歩です。
肩こり、頭痛、膝関節痛などの症状が続く場合は、無理に我慢せず、接骨院などの専門機関でケアを受けることをおすすめします。
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