膝の捻挫とは?含まれるケガの種類を徹底解説|靭帯損傷・半月板損傷と石川祐希選手の負傷報道から考える
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「膝の捻挫=軽いケガ」は誤解?ACL・MCL・半月板など、医療記事をもとに本当の中身を解説
膝の捻挫とは何か?
―「膝の捻挫」に含まれる具体的なケガの種類を徹底解説(石川祐希選手の報道をきっかけに)―
近年、トップアスリートから成長期の子どもまで、「膝の捻挫」という言葉を耳にする機会が非常に増えています。
直近では、「バレーボール日本代表の主力である石川祐希選手が膝を捻挫した」という報道があり、多くのファンや保護者、指導者が「膝の捻挫とは具体的にどんなケガなのか?」と疑問を持ったのではないでしょうか。
しかし実際の医療現場では、「膝の捻挫」という言葉はかなり幅広い意味で使われています。
この記事では、複数の医療系WEB記事・整形外科情報をもとに、
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膝の捻挫とは何を指す言葉なのか
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捻挫に“含まれる”具体的なケガの種類
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靭帯損傷・半月板損傷との関係
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アスリート(石川祐希選手)のケガから考える注意点
を、専門用語をかみ砕きながら、詳しく解説していきます。
膝の捻挫とは?【結論から】
まず結論から言うと、
「膝の捻挫=膝関節を構成する靭帯・半月板・関節包などの軟部組織が、ひねりや外力によって損傷した状態の総称」
です。
足関節(足首)の捻挫のように「靭帯が少し伸びた程度」という軽いイメージを持たれがちですが、
膝の捻挫は中身を詳しく見ると、決して軽い言葉ではありません。
なぜ「膝の捻挫」は曖昧な表現なのか?
医療記事や整形外科の解説を調べると、共通して次のような説明がされています。
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膝関節は構造が非常に複雑
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複数の靭帯・半月板・関節包が同時に損傷することが多い
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初期診断では「捻挫」とまとめて表現されることがある
つまり「膝の捻挫」という言葉は、
👉 正式な診断名というより、状態をまとめた“総称”
として使われているケースが多いのです。
膝関節の構造を簡単に理解する
膝の捻挫を理解するためには、まず膝関節の構造を知る必要があります。
膝関節は主に以下の組織で構成されています。
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大腿骨(太ももの骨)
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脛骨(すねの骨)
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膝蓋骨(お皿)
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4つの主要靭帯
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内側・外側の半月板
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関節包・滑膜・筋腱
これらのどこか、または複数が損傷した状態が「膝の捻挫」と呼ばれるのです。
膝の捻挫に含まれる具体的なケガの種類
① 靭帯損傷(膝の捻挫の中心)
膝の捻挫で最も頻繁に問題となるのが靭帯損傷です。
● 前十字靭帯(ACL)損傷
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膝の前方へのズレと回旋を制御
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ジャンプ着地・急停止・方向転換で損傷
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バレーボール・サッカー・バスケで多発
ACL損傷は「捻挫」と表現されることもありますが、
完全断裂の場合は競技復帰まで6〜12か月を要する重傷です。
● 後十字靭帯(PCL)損傷
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脛骨が後方へズレるのを防ぐ
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膝を強く打つ外傷で起こる
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単独損傷は比較的少ない
● 内側側副靭帯(MCL)損傷
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膝の内側を支える
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外側からのタックルや接触で損傷
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スポーツ現場で「膝の捻挫」と言われやすい代表例
● 外側側副靭帯(LCL)損傷
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膝の外側安定性を担う
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内側からの強い外力で損傷
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単独損傷は比較的まれ
👉 これら靭帯の「部分断裂〜完全断裂」まで、すべて捻挫に含めて表現されることがあります。
② 半月板損傷(捻挫に合併しやすい)
半月板は膝関節内にあるクッションの役割を持つ軟骨組織です。
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体重をかけた状態でひねる
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靭帯損傷と同時に起こる
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「膝が引っかかる」「ロックする」症状
多くのWEB医療記事では、
「膝の捻挫の中に、半月板損傷が含まれているケースがある」
と明確に記載されています。
特にACL損傷と半月板損傷は同時に起こることが非常に多いため、
「ただの捻挫」と自己判断するのは危険です。
③ 関節包・周囲軟部組織損傷
靭帯や半月板ほど注目されませんが、以下も捻挫に含まれます。
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関節包の損傷
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滑膜炎
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筋腱付着部の微細損傷
これらは画像検査では分かりにくいことも多く、
痛みや腫れが長引く原因になります。
「膝の捻挫=軽症」とは限らない理由
多くの医療系WEB記事が共通して強調しているポイントがあります。
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初期は腫れと痛みだけ
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歩けるから大丈夫と思いがち
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数日〜数週間後に不安定感が出る
特にアスリートでは、
「捻挫だと思ってプレーを続け、結果的に靭帯断裂を悪化させる」
というケースが少なくありません。
石川祐希選手の膝の捻挫報道から考えること
石川祐希選手は、世界トップレベルでプレーするバレーボール選手です。
バレーボールは以下の動作が非常に多い競技です。

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高頻度のジャンプ
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片脚着地
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空中での体勢変化
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着地時の回旋ストレス
これらはすべてACL・MCL・半月板に強い負担をかけます。
そのため、報道で「膝の捻挫」と表現されていても、
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靭帯の軽度損傷なのか
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半月板を伴っているのか
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炎症レベルなのか
は、公式な診断が出るまで分からないのが実情です。
トップアスリートほど、
✔ 初期対応
✔ 画像診断
✔ 段階的リハビリ
が徹底されているため、「捻挫」という言葉だけで軽視するべきではありません。
膝の捻挫で重要なポイント【まとめ】
膝の捻挫に含まれる主なケガ
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前十字靭帯(ACL)損傷
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後十字靭帯(PCL)損傷
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内側側副靭帯(MCL)損傷
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外側側副靭帯(LCL)損傷
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半月板損傷
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関節包・周囲軟部組織損傷
覚えておくべきこと
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「捻挫=軽い」とは限らない
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痛みが引いても不安定感は要注意
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早期の専門的評価が回復を左右する
おわりに|現場・保護者・選手へ
膝の捻挫という言葉の裏には、
将来の競技人生を左右するケガが隠れていることがあります。
石川祐希選手のようなトップアスリートでさえ、
膝のトラブルは慎重に扱われます。
ジュニアアスリート、部活動の選手、一般のスポーツ愛好家も同様に、
「膝をひねった=捻挫だから大丈夫」ではなく、
「何が傷んでいるのか?」を正しく知ること
が何より重要です。
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