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腰椎分離症とは?成長期スポーツ選手に多い腰の疲労骨折【発生率・骨癒合率・再発率】

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スポーツをしている子どもが腰痛を訴える場合、注意すべき疾患の一つが
腰椎分離症(ようついぶんりしょう)です。

この疾患は単なる筋肉痛ではなく、
腰椎の骨に生じる疲労骨折と考えられています。

特に

  • 小学生高学年

  • 中学生

  • 高校生

のスポーツ選手で多く発症し、成長期スポーツ障害の代表的な疾患とされています。

この記事では研究論文や医療機関の資料をもとに

  • 腰椎分離症の発症メカニズム

  • 発生率

  • 骨癒合率

  • 再発率

  • MRIによる早期診断

など、医学研究に基づいた内容を解説します。


腰椎分離症とは

腰椎分離症とは、腰椎の後方にある
関節突起間部(pars interarticularis)が分離した状態です。

現在ではこの疾患は

腰椎椎弓の疲労骨折

と考えられています。

スポーツなどによって

  • 腰の伸展

  • 腰の回旋

の動作が繰り返されることで骨にストレスが蓄積し、疲労骨折が起こるとされています。


成長期の腰痛の原因としての腰椎分離症

成長期の腰痛患者を対象とした研究では

  • 小中学生の腰痛患者の 40〜50%

  • 高校生の腰痛患者の 約30%

に腰椎分離症が認められたと報告されています。

つまり、成長期の腰痛の原因として
非常に頻度の高い疾患です。

このため、スポーツをしている子どもが腰痛を訴えた場合には
腰椎分離症の可能性を考える必要があります。


なぜジュニアアスリートに多いのか

腰椎分離症がスポーツ選手に多い理由は、
腰椎に繰り返しストレスが加わるためです。

特に負担が大きい動作は

  • 腰を反らす(伸展)

  • 腰をひねる(回旋)

です。

そのため以下のスポーツで多く見られます。

  • 野球

  • サッカー

  • バレーボール

  • ハンドボール

  • 体操

同じ動作を繰り返すことで
腰椎の関節突起間部に疲労が蓄積し骨折が起こると考えられています。


MRIによる早期診断

以前は腰椎分離症の診断は

  • X線

  • CT

で行われていました。

しかし現在は

MRIによる早期診断

が重要とされています。

MRIでは

骨髄浮腫(bone marrow edema)

と呼ばれる変化を確認することができ、
骨折線が見える前の段階で診断できることがあります。

このため、早期診断が可能になり
治療成績も改善してきています。


腰椎分離症の骨癒合率

腰椎分離症は早期発見すれば
骨が治る可能性が高い疾患です。

研究では

初期の不完全分離では90%以上の骨癒合率

が報告されています。

しかし

  • 進行期

  • 両側分離

  • L5両側分離

などでは骨癒合率が低下することが知られています。

特に進行した症例では
骨癒合率が 50%以下になるという報告もあります。

つまり

早期診断・早期治療が非常に重要

なのです。


腰椎分離症の再発率

腰椎分離症は骨が治っても再発することがあります。

研究では

  • 腰痛再発率:約 44%

  • 再発患者のうち27 に腰椎分離症の再発が確認

と報告されています。

また別の研究では

競技復帰後の再発率は約9.5%

とされています。

このことから

スポーツ復帰後のコンディショニングが
非常に重要になります。


スポーツ別の再発率

研究ではスポーツ種目別の再発率も報告されています。

スポーツ 再発率
バレーボール 14.3%
サッカー 13.6%
陸上 10.3%
バスケット 7.1%
野球 5.3%

再発は

初発と同じ椎体で起こることが多い

とされています。


腰椎分離症の症状

腰椎分離症の主な症状は

運動時の腰痛

です。

特徴的な症状

  • 腰を反ると痛い

  • 運動すると痛い

  • 休むと軽くなる

初期は

  • 軽い違和感

  • 運動後の腰痛

程度のこともあります。


放置するとどうなる?

腰椎分離症を放置すると

偽関節

と呼ばれる状態になることがあります。

これは骨が癒合せず
関節のような状態になることです。

この状態になると

  • 慢性的腰痛

  • 腰椎分離すべり症

などにつながる可能性があります。


治療

腰椎分離症の治療は主に

保存療法

です。

主な治療

  • スポーツ休止

  • コルセット固定

  • リハビリ

多くの症例では保存療法で改善します。


再発予防に重要なポイント

研究では再発予防には

  • 体幹筋力

  • 股関節柔軟性

  • 骨盤安定性

が重要とされています。

特に

腰椎骨盤帯の安定性が低い選手は再発しやすい

という報告があります。


まとめ

腰椎分離症は

成長期スポーツ選手に多い疲労骨折

です。

ポイント

  • 成長期腰痛の40〜50%を占める

  • MRIで早期診断が可能

  • 初期は骨癒合率90%以上

  • 再発率は約10%前後

成長期の腰痛は

「筋肉痛」

と考えられることが多いですが、
腰椎分離症の可能性もあります。

スポーツを続けるためには
早期診断と適切な治療が重要です。

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