肘内障
駄々をこねて床に寝ころんだ子どもを起き上がらせようと手を引いたら、急に腕を痛がり始めた。友達に引っ張られたり、遊んでいて転び、不自然に手をついたら突然腕が動かせなくなってしまったということもあります。
これは肘内障(ちゅうないしょう)といって、俗に「肘が抜けた」という状態の可能性が高いです。
【脱臼ということは深刻なの?】
正確には関節の脱臼ではなく、普段は輪状靭帯に包まれている橈骨頭が、引っ張りとねじれの力が加わることにより輪状靭帯からずれることによって発症します。深刻なケガではありませんが、傷みが激しいため、子どもは腕を上げようとすると泣き叫び、肘をやや曲げた状態で下げたままにして、痛がって動かそうとしなくなります。
【何回も繰り返しているのですがいつ治りますか?】
肘内障は、骨の形成が未発達な2~6歳の子どもに多く、その中でも、若干「なりやすい子」というのはいますが、どの子どもも小学生になれば骨格が発達するにつれて起きなくなっていきます。
【肘内障かな?と思ったら】
肘内障かどうかを確かめてみましょう!
腕をだらんと下げて動かさないでいる場合があります。これは、腕を下げていれば痛みが治まるからです。泣きやんでも治っているわけではありません。バンザイのかっこうが出来るかどうか見てみましょう。肘内障であれば腕を挙げられません。けれども、肩や手首の骨折というおそれもあるので、念のためどの部分が痛いのか、腫れはないかなども確認してください。その上で肘内障ということになれば整復します。
【接骨院でも整復してもらえますか?】
もちろんです!来院していただければ、肘内障であることを確認し整復を行います。念のため整復した次の日に来院いただき、再度確認を行います。
【骨折の疑いがある場合には…】
当院に来院して骨折の疑いがあると判断した場合は、紹介状をお出しします。
紹介状を持って整形外科を受診していただき、医師の診断が出た後はどちらで施術を受けても大丈夫です。
著者 Writer
- 田端 彩子(たばた あやこ)
- 昭和61年 4月19日生まれ
A型
神奈川県横浜市出身
埼玉栄高校卒
東京柔道整復専門学校卒
趣味は音楽鑑賞です。LIVEに行くことが大好きです!
産後ケアお任せください!
小学生の時から柔道をしていて全日本の強化選手に在籍経験のある元アスリートです。現在は3児の母!子育てをしながら、仕事をしています。同志たち(子育てを頑張るパパ、ママ)の助けに少しでもなれたら嬉しいです。
また、女性アスリートについての勉強をしています。男性アスリートにはない女性特有の悩みお聞かせください。一緒に解決していきましょう!!
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