夏でも冷え性?エアコン冷えに負けない体をつくる対策ガイド
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暑い夏、外はうだるような暑さなのに、オフィスや電車、カフェなどの屋内ではエアコンが効きすぎて寒い……。
そんな経験、ありませんか?
「真夏なのに手足が冷える」「お腹が冷えてトイレが近くなる」「肩こりや頭痛がひどい」――。
実はそれ、エアコン冷えが原因かもしれません。
本記事では、そんなエアコン冷えによる不調の原因と、その対処法をわかりやすく紹介します。
毎日の生活に簡単に取り入れられる冷え対策で、夏でも快適に過ごしましょう。
エアコン冷えの正体とは?
現代の生活に欠かせないエアコン。
しかし、長時間冷房の効いた環境にいることで、身体は思った以上に冷えてしまいます。
特に次のような方は冷えを感じやすく、放っておくとさまざまな体調不良につながります。
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座りっぱなしで動かない仕事(デスクワークなど)
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筋肉量が少ない女性(運動習慣がない)
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自律神経が乱れやすい人(寝る時間や食事の時間が不規則など)
- シャワーのみのになりがちな人
冷気は空気中でも下の方にたまりやすいため、足元が冷えやすくなります。
また、外気との温度差により体温調節がうまく働かず、自律神経が乱れ、疲労感や免疫力の低下を引き起こす原因に。
今すぐできる!エアコン冷え対策7選
① 首・手首・足首を冷やさない!
身体の熱が逃げやすい場所、「首」「手首」「足首」の“3つの首”を冷やさないことが冷え対策の基本です。
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首元にはスカーフやカーディガン
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足元にはレッグウォーマーやひざ掛け
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手首は長袖でカバー
足先を温めるよりは、股関節部分などの身体の中心部を温めると暖かい血液が足先に流れますから温まりやすくなります。
② 冷たい飲み物より温かい飲み物を
暑いと冷たいドリンクに手が伸びがちですが、内臓を冷やす原因にもなります。
おすすめは以下のような温活ドリンクです。
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白湯(さゆ)
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生姜湯
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ハーブティー(カモミールやローズヒップ)
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ほうじ茶
朝起きたらまず一杯の白湯を飲むことで、体温を上げ、代謝も促進されます。
③ 風向きを工夫する+冷風ブロックアイテム
冷房の風が直接身体に当たると、表面の熱が奪われてどんどん冷えてしまいます。
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エアコンの風向きを上向きに設定
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可能であればスイングモードに
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100均でも買える風よけボードや風除けカバーを使うのも有効です
- サーキュレーターなどで冷気を分散させるのも◎
④ 足湯・手湯でリセットタイム
「今日は冷えすぎたな…」と感じたら、夜の足湯・手湯で身体をリセットしましょう。
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洗面器に42〜43〜43℃くらいのお湯を入れる
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足(足首上まで)or 手(手首まで)10〜15分温める
お風呂が面倒な日にも、手軽に身体を温められるおすすめ習慣です。
よもぎ蒸しも◎!香りもよいので心も身体もリラックスできるでしょう。
⑤ 軽いストレッチや体操で血流改善
長時間座りっぱなしのデスクワークは、血流を滞らせて冷えを悪化させます。
1時間に1回は席を立ち、簡単な運動をしましょう。
おすすめのデスクでできるストレッチ
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肩回し(前後10回ずつ)
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足首の曲げ伸ばし運動
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両腕を上に伸ばして深呼吸
た1〜2分の運動でも、血流が回復して身体がポカポカしてきます。
⑥ 冷房温度の見直し+サーキュレーター併用
一般的に、冷房の設定26〜28℃が理想とされています。
「それでも暑い…」という方は、サーキュレーター(送風機)を併用して空気を循環させましょう。
冷房の効率が上がり、低い温度に設定しなくても快適に。
また、湿度が高すぎると不快感が増すため、湿度は50〜60%が目安です。
⑦ 食べ物で内側から温める
日々の食事でも、冷えに強い身体はつくれます。
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生姜、にんにく、ねぎ、根菜類(大根・ごぼう・人参)※根菜類は過熱しましょう
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味噌汁、スープなどの温かい汁物
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ビタミンEが豊富な食品(かぼちゃ、アーモンド、モロヘイヤ)
これらは血行を促進し、体温を維持してくれます。
特に女性は、毎日の味噌汁に生姜を入れるだけでもかなり違いを感じられるはず。
鍼灸師おすすめ!冷えに効くツボ3選
エアコン冷えに悩む方には、ツボ押しもとても効果的です。自宅や仕事の合間にできる簡単ケアを紹介します。
三陰交(さんいんこう)
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場所:内くるぶしから指4本分上、骨の後ろ側
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効能:足の冷え、婦人科系の不調、むくみに◎
足三里(あしさんり)
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場所:膝のお皿の下、外側に指4本分
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効能:胃腸の働き、全身の疲労回復、免疫力UP
太渓(たいけい)
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場所:内くるぶしとアキレス腱の間
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効能:冷え性、腰痛、腎機能のサポート
ツボ押しのポイント:
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1回30秒〜1分程度、ゆっくり押す
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呼吸に合わせて「ゆっくり5秒押して5秒離す」
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痛気持ちいい程度の強さでOK

冷えを予防する生活習慣も見直そう
日頃の習慣を変えるだけで、冷えにくい体質に改善できます。
湯船に浸かる
シャワーだけで済ませず、週3回は湯船に浸かるようにしましょう。目安は38〜40℃で15分。腰から下のみの入浴でも大丈夫です。
睡眠・食事・運動の基本
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寝不足や偏った食事は、自律神経の乱れに直結
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軽い運動(有酸素運動)を習慣にするだけでも、代謝UPで冷えにくい身体へ
まとめ|冷房と上手に付き合い、快適な夏を過ごそう
エアコンは暑さをしのぐ便利なアイテムですが、冷えすぎると健康を損なう恐れも。
体のサインに耳を傾け、自分でできる冷え対策を習慣化していきましょう。
今回ご紹介した対策は、どれも手軽に始められるものばかりです。
冷えに強い身体をつくって、暑い夏も元気に過ごしてくださいね!
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